あなたが積み重ねた「キャリア」と「年齢」が必要とされています

資格を持ちながら、「結婚・出産を機に退職せざるを得なかった」、「子育てが忙しい」などの理由で現在働いていない「潜在看護師」の数は国内に約55万人にものぼっています。
そのうち約8割の方はは職場への復帰を希望していますが、多くの方は休職している間の医療の進歩などが心配で二の足を踏んでいるのが現状なのです。

「休職している間に導入された最新の医療技術や知識を習得できるのかな?」、「自分より年下かもしれないリーダーとちゃんとやっていけるのかな?」、「子供がまだ小さいので、託児所が完備されている医療機関じゃないと…」などの不安で一杯だと思います。

しかし、あなたが今日までに積み重ねてきた「キャリアの経験」、人としての「年齢の経験」はかけがえのないものです。この2つは患者さんだけでなく、一緒に仕事をするスタッフにも「安心感」を与えます。人と接する仕事、とくに命の最前線である医療の現場では、この「安心感」は何よりも大切なキーワードです。

技術や知識面の不安についてですが、ナースセンター事業の一環として、各都道府県の看護協会が研修を行っています。例えば、大阪府看護協会ではインターネットによる「eラーニング学習」と「病院での臨床実習」を組み合わせた潜在看護師支援サービス(ダブルオンステップ)を新たにスタートさせました。

参加者は職場復帰に必要な基礎技術を動画で効率的に学習できるだけでなく、eラーニングでの学習後には、大阪府内の医療機関で開催される実習情報の中から希望するものを選び、インターネットで申込みを行なうことができます。病院での実習は、施設独自のプログラムを活用した基礎演習のほかにも、受講生同士の意見交流や、先輩復職者の体験談を聞く、など再就業への不安の軽減に非常に有効だったと好評です。

また、全国の医療機関においても、2006年以降は7対1入院基本料の導入の影響でナースの確保が死活問題になったため、病院が感染管理・医療機器・採血・注射・心肺蘇生法・電子カルテなどの研修を行ったり、柔軟な勤務形態を導入するなど、再チャレンジナースのサポートに協力を惜しまないところが増えてきました。

多くの方が利用している医療系の人材紹介サービス(無料)のなかには、医師やベテラン看護師の元で研修を受けることができる「復職支援セミナー」を定期的に開催しているところもありますので、現場の感覚や技術は十分に取り戻すことができます。

さらに、これらの人材紹介サービスを利用すれば、例えば数年間のブランクが気になっている方には「30代でもしっかりと教育・研修を受けることができる」、子育てとの両立が不安な方には「24時間体制の託児所がある」といったように、あなたにマッチした医療機関を紹介してくれるだけでなく、施設の見学や面接にもコンサルタントが同行してくれます。

そして、いつも新人時代を忘れずに、「医療の知識・技術をもっと習得したい!憧れの先輩に少しでも近づきたい!」という気持ちを持ち続けていれば、今度はあなたが周りのスタッフからの目標となるはずです。

ですから、自分に自信を持って復帰への第一歩を踏み出してみてください。あなたの帰りを全国の医療現場、患者さんが首を長くして待っていますよ。

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