独自の訪問看護支援システムや教育・研修制度が評判

民間企業初のステーション

病院勤務の看護師さんのなかには、患者さんと接する時間が少なく「自分は患者のためではなく医師のために働いているのではないか? これが自分の目指している看護なのか?」というジレンマを抱えている方も少なくありません。

そこで注目されているのが、"医療者と患者"という関係だけではなく、人と人との付き合いを大切にできる訪問看護師のお仕事です。

看護の専門性を活かしたアセスメントを行い、病気を抱えていても安心して生活ができるようにサポートを行いますが、病院勤務との大きな違い、そして最大の魅力は、利用者さんやご家族との関係など、その人を取り巻く環境を見ながら、いま望まれているケアを提供できるという点です。

また、医師がそばにいないので、看護師のアセスメントと判断が最も重要となります。
その分、責任も大きくなりますが、利用者さんと日々向き合うなかでの気づきや経験を積み重ねていくうちに、訪問看護師としての成長を実感したり、「ありがとう」、「待ってたよ!」と声をかけてもらったときには、病院勤務とは違ったやりがいを感じることができます。

訪問看護師のフィールドは病院・クリニックと大きく違うため、不安に思う方も少なくありませんが、セントケア訪問看護ステーションでは、最初は管理者が同行して直接指導を行いますし、1人で訪問しても管理者にいつでも電話で指導してもらえる体制になっています。

セントケアでは、独自に開発した訪問看護支援システム「看護のアイちゃん」を使用しています。このシステムは、これまで訪問した看護師が頭の中で行っていたアセスメントの判断基準が可視化されており、他のスタッフと一緒に「何故このように判断したのか」というプロセスを共有し、データとして蓄積することができます。

利用者さんに違う看護師が訪問しても、同じ視点でアセスメントできるのが大きなメリットで、管理者も同じ画面を見ることができるので、問題点もすぐに指摘できます。経験年数の浅い看護師を対象として月1回、各ステーションで行われる研修にも同システムは利用されており、訪問時のアセスメントやケアを振り返っています。

また、セントケアでは2ヶ月に一度、集合研修を行っています。各種保険制度や、循環器・呼吸器などのアセスメントなど実践的なものだけではなく、接遇や言葉遣いなどの礼儀作法の研修もあります。入職を決めた方の多くが、この研修の充実をポイントに挙げています。

自分のライフステージに合わせた働き方が選べるので、経験年数が少ない人やブランクがある人も多くいます。その人事に状況が違いますので、1ヶ月目、3ヶ月目など節目に管理者と面談をして、各自の目標を立てるようになっています。