質の高い訪問看護を実現するため、様々な研修制度を用意

テレビCMでも有名ですね

訪問看護のお仕事に興味を持ちながらも、病院勤務との違いに不安を感じている人も少なくないと思います。病院と大きく違うのは、①利用者の皆さんが最も"自分らしくいられる場所"、すなわち自宅が職場となる、②病院よりも長い期間にわたって利用者の皆さんと関わるケースが多い、という2点ではないでしょうか。

利用者の方やご家族との関係が密であるだけに、コミュニケーションの難しさを感じたり、病院とは異なり、すべて自分で判断・決断する必要があるため、責任も重いのは確かです。

しかし、自分の看護で寝たきりの方が起きられるようになったり、外出できるようになったときには、病院でのお仕事以上にやりがいや喜びを感じることができます。

そんな訪問看護師の就職先あるいは転職先として人気なのが、研修プログラムを通じて、ベテランから病院勤務のない若手までが経験に関係なく活躍しているセコム訪問看護ステーション(以下セコム)です。

セコムでは完全な受け持ち制ではなく、チームナーシングとの混合体制を取っているため、初めての方でも心配いりませんし、様々な視点で利用者の方を看られることも安心につながっています。待機当番以外は、土日に休みが取れる平日の日中勤務が主体なので、心身ともに余裕を持った看護が実践できる環境も整っています。

まず入社後は、清潔、排泄、食事、各種医療器材の使用方法をグループワークやロールプレイングで習得する「入社時研修」を2週間受けたあと、配属先のステーションで先輩看護師に同行して利用者の方の自宅に伺います。

入社3ヶ月、6ヶ月目には、実際に訪問看護を体験してみて、どのように利用者の方と関わっていけばよいのか悩んでいる症例を持ち寄り、疑問や不安を解消する「フォローアップ研修」、さらに後輩社員の指導を担当するときのための「スキルアップ研修」や「エルダーナース研修」に参加します。

また、人材育成やステーション運営など管理者を目指す人向けの「マネジメント研修」、専門スキル(HPN・胃瘻・呼吸器管理、ストーマケア、ターミナルケアほか)を高めたい人向けの「スペシャリストリーダー研修」、全国のスタッフが集まって、勉強や意見交換を行うフォーラムや資格取得支援(ケアマネージャー、認定看護師)など、様々なサポート体制があります。