時給アップの短時間勤務と院内保育所で、働きやすさを実現

湘南東部総合病院

神奈川県茅ヶ崎市にある湘南東部総合病院の看護職員数は、2009年6月現在、正職員が140人、非正職員が58人となっており、そのうち約3割が「週2回、1日3時間」からの勤務ができる短時間勤務者として働いています。

短時間勤務の場合、多くの病院では非正職員の扱いとなりますので、通常では正職員との間に給与面での差が生じるのは仕方がありません。しかし、湘南東部総合病院では、「自分の働ける時間を見つけて、仕事をしてもらっている」との考えから、条件付きではありますが入職6ヶ月から従来の時給に500円を加算しています。
一方、正職員の場合は目標管理を行って、その達成具合に応じて賞与に反映するというシステムをとっています。

また、産休後の職場復帰をサポートするため、院内には保育所が整備されており、運営時間もスタッフの利用希望時間帯に応じて調整し、夜勤時にも対応できるようになっています。現在は6ヶ月~4歳くらいの子供たちを常時30人ほど預かっています。

このようにスタッフの働きやすさを考えた取り組みを積極的に行っているため、「子育てや家事を優先することができる」、「同地域にある他の病院に比べて働きやすい」という理由で入職される方や、遠方から夜勤専従で入職する方も少なくないとのことです。