聖ヨゼフ病院:復職希望者への技術研修や講義を定期的に開催

復職支援研修で看護師の再チャレンジをバックアップ

聖ヨゼフ病院

出産・子育てなどで現場を離れたままの「潜在看護師」の皆さんにもう一度働いてもらいたいと、多くの病院が復職支援のサポートに力を入れています。
神奈川県横須賀市にある聖ヨゼフ病院では、数年のブランクに不安を持っている方のために、看護技術の研修や臨床現場を体験できる「復職支援研修」を実施しています。

研修では実際に白衣を着用して、現在の医療現場や看護に関する説明や、グループワークで医療機器の使い方や注射・採血などの技術研修を行い、その後は自分が実際に希望する職場に行ってもらうというシステムになっています。

システムがスタートした2007年当初は、丸1日を講義にあてていましたが、現場でスタッフたちを見て空気を感じ取ることが重要だと考え、病棟や外来の現場で実際に看護の現場を体験する現在のスタイルに改訂しました。

研修参加者の多くは30~40代で、出産後の子育てのために現場を離れていた人や介護施設で働いていた人など様々です。研修後に聖ヨゼフ病院に入職した人のなかには約10年のブランクがあった方もいました。

年齢に関係なく1年目には担当の指導者がつき、病棟で復職者をバックアップする体制になっており、アットホームな雰囲気で気兼ねなく働けると好評です。復職者に引き続き勤務してもらうためには託児室が不可欠と考え、現在はその実現に向けて検討中です。