健診業務(採血・血圧測定)のアルバイト募集は春と秋に集中

採血のスキルは必要

毎年、学校や企業の健診が最も多くなる春と秋になると、街中のいたるところで健診車やレントゲン車を見かけます。健診センターが会場になることもあれば、オフィスの会議室や健診バスのなかで実施することもあります。

健診は健診施設の社員が行いますが、繁忙期は人員が不足するので、採血や血圧の測定などを行う看護師を随時アルバイトで募集しています。健診シーズンを通しての採用もあれば、1日だけ学校や企業に出向く仕事もたくさんあるため、短時間しか勤務できない人にとっては貴重なアルバイトになります。

健診業務を行う看護師は採血、血圧測定、検尿、視力検査、身長体重の計測、乳腺触診の指導のほか、健診カードへの数値の記入、次の場所への案内、場合によっては会場の設営の段階から関わることが求められるので、業務は多岐にわたります。

学校や企業の規模によって差はあるものの、採血の担当になると午前と午後を合わせてと最大で100人近くの採血を行うこともあります。医師は1日中聴診器を着けたり外したりしているので耳の奥が痛くなり、看護師は採血のやりっぱなしで目と腕がしんどくなりますが、午前と午後で業務を交代してくれるところもあります。

健診は既に病気になった方ではなく、健康な方を対象に行うため、容態の急変等の心配がなく、精神的にそれほど緊張を強いられるお仕事ではないため人気の高いアルバイトとなっています。

採血のスキルに自身のある方、過去に健診業務を何回も行った経験がある方は重宝されますが、スピードが求められる巡回健診では特にその傾向強くなっています。